Mac の Minecraft に BSL シェーダーを入れる
BSL は「シェーダーパック」で、それ単体では動きません。Iris(シェーダーを読む MOD)+ Sodium(軽量化 MOD)を Fabric で動かし、そこに BSL を置く、という 3 段構えです。BSL は Java 版専用です(統合版では使えません)。
この Mac の現状(2026-10-14 23:50 に確認)
- 公式ランチャーは導入済み(
~/Library/Application Support/minecraft/に26.3と26.4-snapshot-4) mods・shaderpacksフォルダはまだ無い(MOD 未導入)- Java は入っていない(
java -versionが「Unable to locate a Java Runtime」)。Fabric のインストーラーは Java で動く.jarなので、公式ランチャーの道を選ぶと Java の導入が要る
おすすめ:Modrinth App で入れる(Java 不要・約 10 分)
Modrinth App は MOD 配布サイト Modrinth 公式の Mac 対応ランチャーです。Fabric・Java の用意を自動でやってくれるので、Java を入れずに済みます。
- modrinth.com/app から Mac 版をダウンロードし、アプリケーションへ入れて起動
- Microsoft アカウントでサインイン(Minecraft を買ったアカウント)
- 新しいインスタンスを作る:ローダー Fabric、ゲームバージョン 26.3
- インスタンスの中で「コンテンツを追加」から Iris Shaders を検索して入れる(Sodium は依存関係として一緒に入る。入らなかったら Sodium も検索して入れる)
- 同じく検索の種類を Shaders に切り替えて BSL Shaders を入れる
- インスタンスを起動 → 下の「ゲーム内で有効にする」へ
公式ランチャーで入れたい場合(Java を入れる)
- Java を入れる。 Iris の公式ガイドは Adoptium(Temurin)を案内しています。adoptium.net から macOS・aarch64 の
.pkgを入れるか、Homebrew があればbrew install --cask temurin
入れたらjava -versionで版が出ることを確認 - 公式ランチャーで一度 26.3 を起動して終了する(フォルダとファイルを作らせるため)
- Fabric を入れる。 fabricmc.net からインストーラー(現行 1.1.2、ローダー 0.19.5)を落として実行 → Client タブで Minecraft 26.3 を選び Install。ダブルクリックで開かないときは
java -jar ~/Downloads/fabric-installer-1.1.2.jar
- MOD を置く。 Modrinth から 26.3・Fabric 用の次の 2 つを落とし、
~/Library/Application Support/minecraft/mods/(無ければ作る)へ入れる Finder で「移動」→「フォルダへ移動」(⇧⌘G)にパスを貼ると開けます - BSL を置く。 BSL Shaders 10.1.8 の
.zipを解凍せずに~/Library/Application Support/minecraft/shaderpacks/へ(ゲーム内のボタンからも開けます) - ランチャーのプロファイルで fabric-loader-26.3 を選んで起動
ゲーム内で有効にする
- 「設定」→「ビデオ設定」→「シェーダーパック」(またはゲーム中に O)
- 一覧に BSL が無ければ「シェーダーパックフォルダーを開く」で zip を置き、再読み込み
- BSL を選んで「適用」
Iris のキー:O シェーダー一覧、K シェーダーのオン/オフ、R 再読み込み。
マルチプレイのサーバーを作る
シェーダーは自分の Mac の中だけで動くので、サーバー側は MOD なしの普通のサーバーで構いません。参加する人のバージョンは 26.3 に揃えます(参加者はシェーダーを入れなくても入れます)。
| 方法 | 向いているとき | 費用 |
|---|---|---|
| LAN に公開 | 同じ Wi-Fi の人と、自分が遊んでいる間だけ | 無料 |
| Mac でサーバーを立てる | 自分がいないときも動かしたい・設定を細かく決めたい | 無料(Mac を付けっぱなし) |
| Realms(公式のレンタル) | 離れた友だちと、手間をかけずに | 月額(料金は未確認) |
LAN に公開(いちばん簡単)
- シングルプレイでワールドに入る
- Esc →「LAN に公開」→ ゲームモードなどを選んで「LAN ワールドを公開」
- 同じ Wi-Fi の人は「マルチプレイ」を開くと一覧に出るので、それを選んで入る
Mac でサーバーを立てる
- Java 25 を入れる。 26.3 のサーバーは Java 25 が必要です(この Mac の
versions/26.3/26.3.jsonにmajorVersion: 25と書かれている)。Homebrew が入っているのでbrew install --cask temurin java -version # 25 以上と出れば OK
- サーバーを落とす。
mkdir -p ~/minecraft-server && cd ~/minecraft-server curl -o server.jar https://piston-data.mojang.com/v1/objects/33680f5f2ac32864d6d7cf5e56a705fdb3e05f4c/server.jar
(URL は 26.3 の公式の配布先。26.3.jsonのdownloads.serverから取得) - 一度起動する。
java -Xms2G -Xmx4G -jar server.jar nogui
eula.txtができて止まるので、中のeula=falseをeula=trueに書き換えます(利用規約への同意) - もう一度起動する。 同じコマンドで起動し、「Done」と出たら起動完了。macOS が「着信接続を許可しますか」と聞いたら「許可」
- 知らない人を入れない設定にする。 サーバーの画面で
whitelist on whitelist add 友だちのMinecraftの名前 op 自分のMinecraftの名前
- 入る。 同じ Mac からは「マルチプレイ」→「サーバーを追加」→ アドレス
localhost。同じ Wi-Fi の人は、サーバーの Mac でipconfig getifaddr en0を打って出た番号(例192.168.1.23)を入れる - 止める。 サーバーの画面で
stop(ワールドが保存されてから止まる)
ゲームのルール(難易度・最大人数・PvP など)は ~/minecraft-server/server.properties で変え、サーバーを再起動すると反映されます。
離れた友だちを入れたいとき
- Tailscale(無料の個人向けプランあり): 自分と友だちが入れると、同じ Wi-Fi のようにつながる。ルーターの設定がいらず、知らない人からは見えないので安全
- ルーターのポート開放(25565 番): 誰でも入れるようになる分、ホワイトリストを必ずオンにする。ルーターごとに画面が違う
- Realms: サーバーを立てずに済む。ゲーム内の「Minecraft Realms」から申し込む
未確認のこと: Realms の月額と最大人数、Tailscale の無料プランの今の条件は確認していません(記憶による)。メモリの量(-Xmx4G)は数人で遊ぶ前提の目安です。
うまくいかないとき
| 症状 | 見るところ |
|---|---|
| 起動直後に落ちる | Iris・Sodium・Fabric の版が 26.3 で揃っているか。mods に古い版や別バージョン用が混ざっていないか |
| 「シェーダーパック」の項目が無い | Fabric のプロファイル(インスタンス)で起動しているか。素の 26.3 で起動していると出ない |
| BSL が一覧に出ない | zip を解凍していないか、shaderpacks の直下に置いたか |
| 重い | BSL の設定(シェーダー一覧の「設定」)で影の品質・描画距離を下げる。Sodium のビデオ設定で描画距離を下げる |
未確認のこと
この Mac での実際の動作とフレームレートは試していません。Mac は OpenGL が 4.1 までなので、シェーダーによっては一部の効果が出ないことがあります(一般的な知識で、BSL の 10.1.8 が Mac で全機能動くかは公式に明記を見つけていません)。Sodium 0.9.3 は alpha 版なので、不安定なら 0.9.2 に戻してください(Iris 側の要求版と合うかは Iris のページの依存関係で確認)。