文書
life / research / 2026-09-30
作成
Claude Code(/goal 経由)
宛先
shika さん
件名
TypeSafe AI の Jev の特色と、life ハーネスへの組み込み方
jev / system-one-model / harness-design

Jev をどこに置くか

Jev は「文章を書かず、選ぶ・採点する・はい/いいえの確率を返す」ことだけに絞った、判断専用の高速モデルです。life の秘書ハーネスは、振り分け・公開可否・モデル層の選択といった小さな判断のほぼすべてを、LLM が Markdown の規則を読んで決めています。ここが Jev の入りどころです。ただし、お金・税・契約のような人生の意思決定そのものは Jev に渡さず、Opus に残すのが妥当だと考えます。理由は後半で数字とともに書きます。

観測日: 2026-09-30。外部情報は Web の一次情報・二次報道・独立検証記事で、出典を本文と末尾に分けて書きます。life 側の事実は棚卸しで読んだファイルの行番号つきです。

70–500ms公称の応答時間
大半は約 100ms(TypeSafe)
$0.042入力 100 万トークンあたり
出力は無料(公式ブログ)
3 種Choice(最大 255 択)/
Score / Noul(はい・いいえ)
81.1%独立検証(Banking77 3,080 件)
比較相手は 76.4%

最初に結論です。

1. 「意思決定の領域だけ Jev」は逆です。Jev に向くのは、ハーネス自身の小さな判断(どの領域か・公開してよいか・どのモデル層か・どの断片が関係あるか)で、shika さんの人生の判断そのものではありません。

2. 最大の費用源(チームメイト型がサブエージェント料金の 87%)は、すでに規則で塞がっています。Jev で節約できるのは費用より、判断のばらつきと付け忘れです。

3. 独立検証では、範囲外の入力 30 件すべてに 0.99 以上の確信度で「どれかの選択肢」を答えました。「その他」を必ず用意し、確信度を鵜呑みにしない設計が前提になります。

4. Jev に送る文章は外部サーバーへ出ます。データの扱いの規約は未確認です。機微な本文を送る用途は、規約を確認するまで始めません。

Jev とは何か

特色を一言で

TypeSafe AI が 2026-09-15 に出した「System One モデル」という新しい種類の第 1 号です。名前は、カーネマンの「速い直感の思考(システム 1)」から取っています。次のトークンを 1 つずつ書いていく LLM とは違い、状態(テキスト)と質問を受け取り、型の決まった答えと確率を 1 回の処理で返します。公式は「frontier-intelligence function call: unstructured state in, typed probabilistic decisions out」と説明しています。

質問の種類使い方返るもの制約
Choice選択肢から 1 つ選ぶ選んだキー・各選択肢の確率・確信度最大 255 択
Score段階の基準に当てはめる小数のスコア・各段階の確率・確信度2〜10 段階。
「1.4 は 40% 進んだ」という意味ではない(順位付けと閾値に使う)
Noul「この文は真か」0〜1 の較正済み確率—

3 種類は 1 回の呼び出しに混ぜられ、質問同士は互いに独立に評価されます(ドキュメントには「質問を増やしても応答時間はほとんど変わらない」とあります)。1 つの状態に対して独立な質問を並べる「ファンアウト」が想定された使い方です。

仕様の数字(出典つき)

項目内容出典・注記
学習RLCD(Reinforcement Learning for Calibrated Decisions)。「確率が実際の正解率と合う」ことに報酬を与える公式ブログ・Towards Data Science
応答時間70〜500ms、大半は約 100ms。「実世界の上限側の数字」とベンダー自身が認め、UI に載せる前に自分で測れと勧めている公式ブログ・Flavio Copes の解説
料金入力 $0.042/100 万トークン、出力無料。300 トークンの呼び出しで約 $0.0000126公式ブログ・Flavio Copes。製品サイトには「$0.25–$0.42/M」の表記もあり食い違う(ゲートウェイ経由の値段か、別の版かは未確認)
入力の大きさ共有の状態 約 64,000 トークン、1 質問あたり 約 32,000 トークン。テキストのみ(文字列・JSON)Flavio Copes の解説
提供形態モデルは非公開でホスト型のみ。早期アクセス。Python / JavaScript SDK、LangChain 連携、MCP、Vercel AI Gateway / OpenRouter / Cloudflare 経由公式ブログ・docs 索引・製品サイト
会社2024 年創業、サンフランシスコ。創業者は元 OpenAI で RLHF の共同発明者と報じられている。2026-09-15 にシード $40M(DCVC 主導)で登場二次報道(Eastern Herald・ecosistemastartup)。一次確認はしていない
日本語ドキュメントは対応言語を明記していない。日本語の実測は 1 本の個人記事に「Markdown や改行を消してもほぼ変わらなかった」とあるのみ日本語の精度は未確認。試験項目に入れる

既存の LLM とどう違うか

観点一般の LLMJevlife にとっての意味
出力文章。型は後付けの制約か検証で守る最初から型つき。選択肢の外は返せないフックやスクリプトが分岐にそのまま使える(分岐用の文字列を解釈しなくてよい)
確率文章の自己申告になりやすい選択肢ごとの確率が出る(較正を公称)「迷ったら 1 段上げる」(モデル層の規則)を、閾値で機械化できる
処理逐次にトークンを生成全選択肢を 1 回の処理で採点質問を何個足しても遅くならない、と公称。領域ごとに 1 質問を立てる設計に向く
説明理由を書ける書けない。確率だけ監査の記録は確率と入力そのものになる。理由が要る判断には向かない
苦手長い推論は得意。決定論の計算は不安定算術・個数・日付の比較・間接参照が苦手(ドキュメント自身が「コードに任せろ」と書く)期限計算・金額計算は今のとおりコードと Opus に残す
提供多数の事業者1 社のホスト型のみ、早期アクセス依存先が 1 社。落ちたときに黙って止まらない設計が要る(終了コードを確認して止まる、という life の規則 2 と同じ考え方)

「193 倍速く 445 倍安い」をどう読むか

この数字はベンダー自身のワークフロー評価で、独立には確かめられていません(Tom's Hardware の記事本文は取得できず、根拠となるベンチマークは読めていません)。ベンダーは自分で「実世界の上限側」と書いています。独立検証の記事では、同じ 3,080 件で Jev の中央値 245ms、比較した 80B モデルは 249ms とほぼ同じでした。速さの優位は、比べる相手が「長く考える大きなモデル」のときに出る数字で、軽いモデルとの比較は未測定です。life で意味があるのは倍率ではなく、自分のハーネスで測った応答時間と精度です。

独立検証で見えた限界

Towards Data Science の検証記事(Banking77 の銀行問い合わせ 3,080 件、比較相手は Qwen3-Coder-Next-80B)から、life の設計に効くものだけを選びます。

観測数字設計への含意
精度Jev 81.1% / 比較 76.4%。無効な出力は 0% 対 1.72%(53 件)型が崩れないことは確か。精度は同程度
確信度が 1.00 のとき正解率 97.1%(1,516 件中 誤り 44)最高確信度は信頼できる
確信度 0.7〜0.9 のとき申告 0.81 に対し実際の正解率 53%。較正誤差(ECE)0.097中間の確信度は割り引く。閾値は自前のデータで決める
範囲外の入力 30 件30 件すべて、確信度 0.99 以上でどれかの選択肢を選んだ強制選択の Choice は危険。「その他」の選択肢を必ず入れる。領域ごとの Noul を並べる形なら「全部低い」が表現できるが、その挙動は未検証
「Jev が高確信度なら任せ、迷ったら LLM に回す」Jev 単独より悪化。確信度 1.00 の閾値で、84 件を直し、211 件を新たに誤らせた「分類の結果で本判断を LLM に渡すか決める」二段構えは、精度向上策として採らない
その他入力中の指示(プロンプトインジェクション)に弱い。理由の出力がなく、監査の材料が残らない外部の文章(Web 取得結果など)を判定に通すときは特に注意

life ハーネスの現状

棚卸しの結果(読み取りのみ、2026-09-30)です。行番号は表に付けています。

領域現状根拠
振り分け秘書が SKILL.md の文章規則を読んで LLM が判断。コード化された分類器は 0。決定論なのは「モデル引数の表引き」と「読んだファイルのパスで発火する rules」だけsecretary/SKILL.md:332-525
領域の重なり「ローン」は asset と myhome、「疲れ」は mental と health に近接。重なりの解消規則は無く、「複数なら全部並列」で吸収各 SKILL.md の description、secretary/SKILL.md:341-342
フックUserPromptSubmit 1 本のみ。プロンプトを見ず、X ネタの在庫 1 行を毎ターン注入。PreToolUse など他のフックは無い.claude/settings.json:5-16
機微情報公開可否のスクリプトは本文を見ず、除外メタタグの有無だけ見る。X 投稿の機微除外も検査器なし。書き手の LLM の自己規律bin/pages-deploy.sh、bin/x-posts.sh --check
モデル層スキル名から Opus / Sonnet / Haiku への静的な表。依頼ごとの重さ判定はなく、例外は LLM の感覚.claude/rules/model-routing.md:41-46、secretary/SKILL.md:106
検索索引は見出し単位のチャンクに LIKE で当てるだけ。順位づけ・埋め込みなし。クエリの OR 展開と関連度の判断は呼び手の LLMprojects/PersonalOS/personal-os/bin/search・index-build
規則の読み込みrules は「読んだファイルのパス」で発火。プロンプトの内容で先読みはしない.claude/rules/*.md の paths

実測の数字(2026-09-16 の運用調査より)

指標値出典
ログ全体の料金換算$3,0602026-09-16_claude-ops-secretary-vs-direct.html(公表単価による換算)
チームメイト型 151 体$1,483(サブエージェント料金の 87.4%)同上。2026-09-16 に既定から外して対処済み
コンテキスト 20 万超の呼び出しメイン入力の 71%同上。最大 657,537 トークン。自動圧縮の記録なし
秘書 SKILL.md を読むと増える分+16,449 トークン同上。多体運用の規則だけで約 6,300 トークンを毎回負担
法人課題の必須 27 項目の正解秘書経由 平均 23.0 / 直接 18・18同上。料金は約 1.9 倍

ここから見えること: 費用の大部分(チームメイト型と長いセッション)は、分類モデルではなく運用の規則で解く種類の問題でした。だから Jev の価値は「安くする」より、判断を一貫させる・付け忘れを機械で拾う・関係ない断片を先に落とすことにあります。

人生の意思決定に Jev を使わない理由

ご提案の「意思決定の領域だけ Jev」は、意図はよく分かります。判断のコストを下げたい、という発想ですね。ただ、life の規則がすでに答えを出しています。モデル層の表では、判断を間違えたときのコストが非対称な領域(お金・税・契約・住宅・行政手続・事業の Go/No-Go)は Opus と決めています(.claude/rules/model-routing.md:41-46)。Jev の特性と突き合わせると、次の 4 点が噛み合いません。

整理すると、Jev は「判断のための下ごしらえと門番」、Opus は「判断そのもの」という分担です。LangChain の解説も同じ分担を勧めています(「open-ended reasoning and generation は LLM、fast structured decisions along the way は Jev」)。

組み込み案

効果・リスク・「Jev でなくてよいか」の 3 点で並べます。「先に決定論」は、Jev を入れる前にコードだけで足りるものです。

まず決定論で足りるもの(Jev 不要)
先に決定論コストほぼゼロ

Agent 呼び出しの model 引数の付け忘れを止める

規則 8 の「Agent を呼ぶときは model を必ず渡す」は今は文章の規律です。PreToolUse フックで引数の有無を見れば、判断ではなく検査で済みます。現状 PreToolUse のフックは 1 本もありません。

現状
settings.json のフックは UserPromptSubmit のみ
効果
付け忘れで既定の sonnet に落ちる事故を機械で止める
先に決定論正規表現で足りる

完了通知の状態分類と、入力の型の判定

「本文あり / 16,000 文字で切れた定型文 / 空」の判別と、物件分析での「URL か、ファイルパスか」の判定は、どちらも正規表現で書けます(multiagent.md の定型文、property-analysis/SKILL.md:32-35)。

Jev が向くもの(優先順)
1

プロンプトから領域を判定して 1 行注入する(UserPromptSubmit フック)

今のフックはプロンプトを見ずに在庫の 1 行を出しています。ここに、領域ごとの Noul(asset か・health か・mental か・myhome か・事業か・行政手続か・ポケモンか・目標か)を 1 回で並べて聞き、確率の高いものだけを 1 行にして注入します。助言として注入するだけで、起動の最終判断は秘書(LLM)に残します。領域ごとの独立した質問にするので、範囲外の雑談は「全部低い」と出せる設計です(挙動は要実測)。

効果
領域の重なり(ローン・疲れ)で判断が揺れるのを、確率つきの根拠で安定させる。行政手続の検知(規則 4)と、読むべき規則ファイルの示唆も同じ 1 行にできる
リスク
毎ターン、shika さんの発話が外部 API へ出る(資産・体調・気分の話が含まれる)。データの扱いの規約が未確認。応答が遅いとターンごとに待たされる(フックの timeout は 10 秒)
Jev でなくてよいか
領域の重なりは意味の判断なので、キーワード一致では足りない。手元の小さな分類器や埋め込みでも代替できる可能性があり、比較は未実施
フックの出力が文脈に入ることは、今日のこの会話のフック出力で確認済み規約・日本語精度・範囲外の挙動は未確認
2

検索の関連度を採点する(search の後段)

search は LIKE で当てるだけで順位づけがなく、182 件が 53 ファイルに散る例では「どの断片が本当に問いに答えるか」を呼び手の LLM が読んで決めています。剪定後の候補チャンクそれぞれに Noul「この断片は問いの根拠になるか」を聞けば、候補を LLM に読ませる前に減らせます。状態の上限(約 64,000 トークン)にも収まる大きさです。

効果
LLM が読む断片が減る。並び順が意味を持たない現状の弱点を、原文を書き換えずに補える
リスク
索引は life 全体の Markdown で、資産・健康の記録を含む。最初は、すでに Pages で公開している research/ と docs/ だけを対象にする(追加の露出が小さい)
3

コンテキストの選別は「書き換えない」方式で

コミュニティ製の jev-compactor(作者は TypeSafe とは別の個人、MIT)は、要約せず、履歴のうち今の目標に無関係と判定したメッセージを原文のまま残すか落とすかで圧縮します。落とすのは「捨てる確率が 0.7 以上」のときだけです。作者の実測は、64 メッセージ・12.7k トークンで 73% 圧縮(350ms・約 $0.0004)、289 メッセージ・61k トークンで 95.4% 圧縮(593ms・約 $0.0014)。LLM の要約(85〜97%)より圧縮率は低い、と作者自身が書いています。

この方式は life の規則と相性が良い点があります。残る部分はすべて原文なので、「ログ・プロンプトは原文のまま」(規則 5)や、「中継は圧縮ではない」というフィードバックに反しません。当てはめ先は 3 つです。

  • 区切りで新セッションにするときの「再開メモ」に持ち越す断片の選別(運用調査の推奨 3。未着手)
  • 秘書が専門エージェントに渡す文脈の選別(今は SKILL.md 全文+依頼の文脈を丸ごと渡している:secretary/SKILL.md:344-351)
  • ダッシュボードを再読するときの、関係する出力ブロックだけの抽出
限界
Claude Code 自身の会話履歴を、MCP から書き換えられるかは未確認(jev-compactor は、履歴の配列を渡して圧縮結果を受け取る使い方)。会話全体を外部へ送るので、機微を含む作業には使えない
4

Agent に渡すモデル層を、依頼ごとに助言する

今の層はスキル名の静的な表です。「判断ミスのコストが非対称か」「複数の情報源を突き合わせるか」を Noul で聞き、層を上げる方向にだけ使います(下げる助言は使わない。誤って下げた損失のほうが大きいため。今の規則「迷ったら 1 段上げる」と同じ向き)。

効果
Sonnet や Haiku で足りる軽い依頼の見極め。ただし、Opus 層に置いたスキルのうち実際に軽かった呼び出しがどれだけあるかは、ログで測るまで未確認。効果の見積もりはまだ立てられない
5

X ネタの「面白いか」と、投稿文の機微の二重確認

「面白いか」は今、書き手の主観です(規則 7)。候補の断片に Noul を当てて拾い漏れを減らせます。機微の確認は、投稿文が公開される文章であることを利用し、仕上がった文面だけを、手元の禁止語リスト(プロダクト名・事業名など)の後段として通します。

リスク
下書きの段階で機微を含む文面を外部に送ると、確認のための送信が露出になる。だから、手元の正規表現を必ず先に通す(jev-compactor も、危険な操作は手元の正規表現を先の床にしている)
今回は採らないもの
見送り

公開可否の機微判定を Jev に任せる

pages-deploy.sh が本文を見ないのは確かに弱点です。しかし、機微を見つけるために機微な本文を外部へ送るのは、目的と手段が食い違っています。まず手元の禁止語検査(年収・口座・住所の形の文字列、認証情報らしい文字列)をスクリプトに足し、Jev は規約の確認後に検討します。

見送り

「Jev で先に決め、迷ったら Opus」という二段構えの本判断

独立検証で悪化した構成です。ラベルは助言として渡し、判断は必ず Opus が行います。

組み込み後の構成

発話
 └─ フック(手元): 禁止語・危険な操作の正規表現 ← 常に先に通す床
      └─ Jev(外部): 領域の Noul ×N + 急ぎ度 + 行政手続か
           └─ 注入: 「領域: asset 0.93 / myhome 0.71 / 行政手続 0.88 …」1 行(助言)
                └─ 秘書(LLM): 起動する専門を決める ← 最終判断は LLM
                     ├─ PreToolUse フック(手元): Agent に model があるか検査
                     ├─ 専門エージェント(Opus / Sonnet / Haiku)
                     │    └─ 検索: LIKE → 剪定 → Jev が関連度を採点 → 上位だけ読む
                     └─ 結果は原文のままファイルへ → Jev が持ち越す断片を選別(再開メモ)

決定論の検査を先に、Jev の確率を助言として後に、判断は LLM に、という並びです。Jev が落ちても遅くても、フックが 0 を返して何も注入しないだけで、会話は止まりません(今の在庫フックと同じ、常に終了コード 0 の作り)。

導入の進め方と、合格の条件

未確認のことは、そのまま実測の作業に落とします。合格の値は提案の初期値で、最初の実測を見て決め直します。「落ちるべきときに落ちる」条件(範囲外・機微・障害)を先に置きます。

順作業合格の条件(初期値の提案)落ちるべきとき
1データの扱いの確認: 入力の保存期間・学習利用・所在地。製品サイト(jevtypesafeai.com)が公式かの確認も含む規約の原文を引いて、保存と学習利用の有無を書ける読めない・書いていないときは、機微を含む用途を始めない
2手元の正規表現の床(禁止語・危険な操作)と、Agent の model 引数の検査禁止語を入れた試験文で終了コードが 0 以外になる付け忘れの試験で止まらなければ不合格
3領域判定の実験: 機微を含まない発話 約 100 件+どの領域でもない発話 約 30 件に、手で正解を付ける。日本語と、その英訳の両方で測る範囲外の発話の 9 割以上で、全領域の確率が低い(閾値は実測で決める)範囲外の発話で高確率が出たら、フックに入れない
4応答時間: この Mac から 50 回、中央値と p95。同じ入力を 10 回ずつ流して、確率のぶれ(votes を増やせば安定するか)も測るp95 がフックの 10 秒に対して十分に短いp95 が長ければ、毎ターンのフックには使わない
5軽いモデル(Haiku 4.5 など)や手元の分類との比較。同じ 130 件で精度・時間・費用Jev が優位でなければ、置き換えない差が出なければ不採用
6検索の関連度: research/ と docs/ の既知の質問 20 問で、LLM が読む断片数と正解の断片の残り方正解の断片が上位に残り、読む数が減る正解の断片を落としたら不合格

1 と 2 は Jev の契約とは無関係に価値があるので、先に進められます。3〜6 は早期アクセスの鍵が手に入ってからです。

費用の見積もり(単価からの算術)

公式の単価 $0.042/100 万トークン(入力のみ)から計算した値で、実測ではありません。領域の定義を含めて 1 回 2,000 トークンとすると、1 回 約 $0.000084、1,000 ターンで約 $0.084 です。一方、秘書 SKILL.md の 16,449 トークンを Opus の入力単価 $5/100 万で読むと 1 回約 $0.082(キャッシュが効けば下がる)。ただしフックでは秘書 SKILL.md を読まない選択はできないので、これは節約額ではなく、単価の桁の比較です。秘書の分割(運用調査の推奨 2)と組み合わせて初めて、載せる量が減ります。

未確認のまとめ: ① データの扱いの規約 ② 製品サイトの公式性と、料金の食い違い($0.042 と $0.25–$0.42) ③ 日本語の精度 ④ 領域ごとの Noul が範囲外で「全部低い」を出せるか ⑤ Claude Code の履歴を MCP から圧縮できるか ⑥ 軽いモデルとの速度差 ⑦ 早期アクセスの鍵の入手。docs.typesafe.ai の quickstart / limitations / model-card は 404 で読めていません(索引のみ取得)。

出典

外部の一次情報(TypeSafe AI)、2026-09-30 取得。ページ取得は要約付きで、原文の全文照合はしていません。

独立の解説・検証

life 側(棚卸し 2026-09-30)